印鑑の始まり

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私たちが暮らす日本には印鑑文化が根付いています。
様々な書類や宅急便の受け取りの時に認印が必要になりますよね。

では印鑑制度はどのように始まったのでしょうか?

それは紀元前7000年以上前までさかのぼり、メソポタミアからイラン高原にかけて、
印鑑が使われ始めたと言われています。
古代人は小さな石に穴をあけ、それをネックレスとして身につけていました。
石には記号が刻まれており、それを粘土に押し付け、所有物の区別をしていたと言います。
スタンプ型印鑑の始まりであり、世界にひとつだけのまさにオリジナルのはんこと言えるでしょう。

のちに、石や貝殻など様々な素材を用いて、個人の印鑑を彫り、 自分の証として使用していたのです。

紀元前3300年ころにはシュメール人により、円筒状の印鑑が発明されたと言います。

日本に伝わったには、今から約2300年前に紙が発明されて、
書類への捺印の習慣があらわれたと言います。

私たちになじみ深いのは、現存する最古の印でもある「金印」でしょう。
金印は後漢の光武帝時代に倭奴国(日本)に送られたもの。
印面には漢委奴国王と刻まれており、一辺の長さは約2.35cmと小さいながらも、
金の含有率は95%で、重量は108.7gにもなり、ずっしりとしています。

捺印の習慣があらわれたとはいえ、まだ一部の有力者たちの文化で、
一般の人は持つことさえできなかったと言います。
身近にある印鑑がこんなにも昔から始まっていたとは驚きです。

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